www.tamamishirai.com 南カリフォルニア転居後のTamamiのBlogです。


by classicsharqy
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泣いてしまった話

 オリンピックで銀メダルをとったアイススケートの真央ちゃんのインタビュー、涙にくれているのを拝見しました。なんだか、自分を見ているような不思議な気分になりました。

 人前では決して泣かない私が、先日、病院で手術の説明を聞いているときに、思わず涙がこぼれてしまい、先生方をちょっと‘あたふた’させてしまったのです。

 ステージに立てるようになったものの、ステージは長くても20分程度のこと。日常の生活、1日24時間を普通に送るには、リハビリとメンテナンスが必要です。けがから1年半がたち、そろそろ次のステップも検討しなければいけないと考え、ここ数カ月、手術を念頭にお医者さん選びをしてきました。お医者さんもほぼ決まり、手術の説明を受けました。手術につきまとうリスクのお話も聞きました。そして手術の効果がどのぐらい見込めるのかも聞きました。

 涙がこぼれてしまった理由は、これほど長い間(たった1年半とも言えますが)、毎日欠かさずホームエクササイズとメンテナンスに時間をかけ、リハビリに通い、できることすべてに取り組んできたのに、手術をしても、しなくても完璧に戻れる可能性は未知数だということ。

 真央ちゃんが望んだ’完璧’な状態は、4年の努力もむなしく、たったの4分間で終わってしまいました。悔しくて涙をこらえることができないあの日の真央ちゃんを見て、病院で涙をこぼしてしまった自分を見ているような気分になりました。

 完璧を求めることは、ぜいたくすぎることなのでしょうか。

 1年半は長かったです。でも、長い人生を考えれば、ほんのひとつの季節にすぎないのかもしれません。

 しばらく情報収集をしつつ様子をみることに決めました。


TAMAMI

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# by classicsharqy | 2010-04-21 02:10 | Others
 Fatiemを招いてのLuciaのShowで、3月7日にサンディエゴでついにデビューさせていただきました!
 1部はSands of Arabiaのメンバーで踊り、2部はSolo。現在、サンディエゴで教えていただいているコーチのDaVid of Scandinaviaと、TroupeリーダーのLuciaの間に挟まれての演目、
”Estha Ya Amar” ― 9分のこの長い曲を ”Tamami & Cairo Esenmble” で踊りました。
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 曲のアレンジがとても楽しくて、途中、頭にお花を飾ったFellahi 娘達、そしてハリーギ隊、そして最後はサイーディ隊が次々とカラフルな衣装を着替えて、私の踊りを飾ってくれます。多くの先輩方が、いやな顔もせず私のバックを務めてくださり、MCはサンディエゴで長く踊っているダンサーさんのAna、という超ぜいたくな仕立てです。
 “日本から来たTamamiのサンディエゴ・デビュー”
ということで、皆さんとても大げさに(笑)私のソロデビューの舞台を作り上げてくださいました。

 いざSoloを任された後は、いろいろな気持ちが交差しました。
 表情豊かなアメリカ人の中では、私はかなり抑えめ、控えめに映るらしく(それでなくても小さいですし)、

 “もっともっともっとドラマチックに!!”

と言われ続け、だんだん自分ではないような踊りになり・・・・アメリカのベリーダンスは方向性が違うから、辞めた方がいいのかもしれない・・・・などと考えたり、他にもSoloをどうしてもやりたいという方がいることも知っていたので、一時はやめようかとも考え、そういうときに限って風邪をひいたりして体調もすぐれず・・・・私は皆で何かを創ることが好きなだけでSoloにはもともと向かないのかもしれない・・・などと思い始めたりしました。

 そんなとき、私のコーチが

 “舞台の上で自分らしく踊ることも大切だけれど、いまのTamamiには舞台の上でのいろいろな違う表現を体験して、自分の表現の選択肢を増やすことの方が大切だと思う。いつも自分である必要なんかないから、とにかくやってごらん。”

と背中を押されました。そして

 “Tamamiは少し恥ずかしがり屋のところがあるのは知っている。だからと言って、
僕はTamamiが群舞タイプのダンサーだとは思わない。芸術性を高めて踊るダンサーは必ず少し恥ずかしがり屋のところがあるものだよ。
Tamamiは気がついていないかもしれないけれど、Tamamiは絶対に芸術を求めて踊っていけるソロ向きのダンサーだよ。”

 いろいろな思いが交差しながら迎えたサンディエゴでのデビュー。終わってから思ったことは、自分らしくないと思いながらもやってみたことは、コーチが言っていたとおり私の舞台経験として選択肢を増やしてくれたように思います。まだまだ勉強の道の入り口のあたりにいるのですから、考え方を狭くしないで、どんどん新しいことに挑戦する気持ちも大切だと思いました。

 1年前の今ごろは、3回目の神経根ブロックをしていました。
 “もう年内はこれ以上ステロイドは使えないよ”とお医者さんに言われ、 “えーでもまだ1年の4分の1しかすぎてないのに、どうしよう・・・・” と痛みと不安にさいなまれていた頃です。仕事もドクターストップがかかり、休職したところでした。手帳にメモ書きが残っていて、

 “初めて1時間歩く”

と記されていました。そうでした、あの頃はまだ1時間立っていることができなくて、お料理やスーパーでのお買い物すらままならなかったことを思い出しました。

 2008年に地元のイベントでデビュー予定でしたが、けがのために1年以上もデビューが後になってしまいましたが、多くの方々のおかげで、こんなに大きな晴れ舞台の機会を作っていただきました。すべては “けが”のおかげ かもしれません。それにしても、アジア人がSoloを務める群舞は、こちらではなかなか目にしたことがありません。練習過程で中東系レストランでも何度か踊らせていただきましたが、終わるとたいてい

 “何系なの? 何人?” とお客様に質問されます。胸を張って(?)日本人と答えています(笑)。


TAMAMI


ゲストのFatiemのWeb →
http://www.bellydancemagic.com/index.html

lbrahim Farrahに指導を受けた、南カリフォルニアでも有名な大御所ダンサーさんです。
Ibrahim Farrahに習った方は、皆さん舞台でひときわ、ハイパワーなエネルギーを放出しています。今年6月のカイロでのAhlan Wa Sahlan Festivalでは、私のアメリカでのほとんどの先生が集結します。Fatiem、Angelika、Zahra Zuhair・・・そしてたぶんLuciaも。

Sands of Arabiaの映像です →
http://www.youtube.com/watch?v=NQ2yAmVYlMw

最初の入ってくるところのCat Walk。なんでこんな風に歩かなければいけないのかと、最初はこれがまたいやだったのです。いまは、レストランのShowで平気でやっています!
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# by classicsharqy | 2010-03-30 02:20 | Show
 実習生プログラムに入ってから最初に教えられたのは、体の動くしくみについてです。どの筋肉と、体のどの部分で体を支えて、ダンスの動きができているのか、徹底的に見つめなおさせられます。

 どんなダンスでも、どんなスポーツでも、どんな武道でも、アスリートと呼ばれる人達には、共通した優れた体の使い方があります。それは手足ではなく、そのほとんどが体の胴体の部分、しかも奥深い筋肉の使い方によって成り立っています。

 このことを説明した良い教材はないものかとずっと探していましたが、ついにやっと見つけました!いずれも日本の本です。

「ジョーダン、ウッズ、玉三郎の「胴体力」スーパーボディーを読む」

伊藤 昇(マガジンハウス)1998年

 胴体力、股関節を軸にした正しい立ち方、体の中心軸について、世界のアスリートを引用しながら説明しています。

もう1冊は、
「能に学ぶ深層筋トレーニング(DVD付)」

安田登(ベースボールマガジン社) 2006年

 日本の古典芸能、お能を使って、深層筋を活性化させ、マッスルチェーンを構築します。DVDを見ながら、お能も踊れるようになるおまけ付き。

 2冊共、基本の考え方はとても似ていて、体の胴体の奥深くにある筋肉を正しく使った動きをすることに主眼を置いています。

 ダンスのレッスン中に、‘姿勢’を注意されることがよくあると思いますが、正しい姿勢を教えているベリーダンスのお教室はとても少ないのが現状です。そして時を重ね、踊っているうちに、姿勢は簡単にぶれてしまいます。中級になったら、ダンスの質を向上させるためにも、振付を覚えることを一旦止めて、徹底的に姿勢を見直してはいかがでしょうか。

 ベリーダンスの雑誌や本、DVDとは異なった視点からのアプローチなので、最初はピンとこないかもしれませんが、この本2冊があれば、すばらしいダンサーになれること間違いなしです。

 必読!です。

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写真真ん中は、アイススケートのコーチ、ニコライモロゾフが書いた本 「キス・アンド・クライ」です。必読ではありませんが、‘日本人’アイススケーターに必要なこと - 1.自分を表現することに対する恥じらいを取り除く 2.過度の完璧主義はとりのぞき、小さなことでいいので毎日新しいことを達成し自信と信頼を持って前進し続けること  は、日本人ベリーダンサーにも共通して必要なことのように思いました。



TAMAMI

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# by classicsharqy | 2010-02-15 17:32 | Others
 Sahraのオリエンタルに焦点をあてた10時間のコースをLAで受講してきました。
もともとLAからデビューした私には、参加者はなつかしい顔ぶればかり。いずこも同じ、エジプシャン・ファンは、どこに行っても出会ってしまいます。

 米国にいる一番の収穫は、なんといっても中東で踊った経験のある外国人ダンサーで、きちんとアラブ文化に精通し、アカデミカルにその内容を指導できる大御所ダンサーさんがいらっしゃることではないかと思っています。

 いまではどこの国でも簡単にエジプト人のダンサーから振付を習うことはできますが、その背景にある細かいダンステクニックや文化の違いについて、また踊りの歴史的変遷、フォークロアについて実際にアカデミックに研究し、教えることができる人として、Sahra Saeeda、Tammra Henna(お二人とも在カリフォルニア)、そしてカナダのトロントのYasmina Ramzyがすぐに頭に浮かびます。

 これは‘外国人’だからこそ、言葉にしてその違いを教えることができるのであって、エジプト人には当たり前のことなので、エジプト人からは決して習うことができない価値ある内容です。
 ‘外国人’ が別の民族舞踊を学んでいる、ということを前提に、あらためてベリーダンスを見つめる視点は、とても大切なことだと日々思います。特に米国に身を置いていると、

‘日本人が、中東の踊りを、アメリカで踊っている。’

ということを常に頭に入れて、文化の相違やものの見方を体にしみこませていく作業が必要になります。日本にいるときはあまり気にしないで済んでいたテーマかもしれません。簡単ではない、とても深遠な毎日の地道な考察、作業の積み重ねが必要です。

 夜はShowがあり、生の‘Sahra Saeeda’のSignature Pieceを2m以内の至近距離で観覧しました。
 2年前に、初めてSahraから直接、振付を習い、そして人前でもこの振付を踊り、他の方にも教えた大変思い出深いPieceですが、いままで他の方が踊ったのを見たりしたことはありましたが、Sahraの踊りは実はDVDやビデオでしかみたことがなく、実際の ‘生 Sahra Saeeda’ は本当に初めてのことで、とーっても感激してしまいました。

 Sahraの魅力は、なんといっても ‘顔’ なんです。
 Sahraが踊っていると、ついついそのお顔に目が釘付けになってしまう。

 なぜだろう・・・?

 その後、私のコーチと話したところ、やっと理解できました。
 Sahraはお客さんへの顔の向け方が、天才的に美しいのだと。それは会場の端から端まで、スーッと見つめながら顔が踊りと一緒に流れていくのです。

 私のコーチ曰く、それはアメリカ人のものではなく、‘中東’ 独特のものだと。そして、その愛らしい顔のたむけ方は、Sahraの人柄がそのまま出ているのです。

 外国人が、中東の文化を理解し、そして自分自身であり続けて踊るということは、本当に細かい細部まで、プロにならなければいけないのだと、あらためて痛感させられました。



TAMAMI

今回は、小松芳先生のお弟子さんと一緒にWorkshopに参加したので、Sahraも大喜びで、エジプト時代のおもしろいエピソードもたっぷり聴けました。
11年前に、Sahraが東京で踊ったのもこのSahra Saeeda のSignatuer Pieceです。日本娘二人を前に、Sahraもきっとこの思い出深い1曲を踊りたくなったのではないかと想像しています。
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# by classicsharqy | 2010-01-27 16:38 | Workshop

 今年は、本当に多くの方々にお世話になってしまった1年でした。
 ほんの些細な‘車の降り方’をしたばっかりに、1年以上にも渡り、けがの治療とリハビリに専念しなければならなくなってしまいました。
 思えば、大きなけがや病気もなく、この年まで‘のほほん’とすごしてきたため、本当の意味で体を気遣うことを知らず、自分自身の体に対してちょっと乱暴な生き方を続けていたことに気がつかされ、反省しました。

 この長い道のりの中で、たくさんの出会いがあり、それぞれの出会いに本当に助けられました。私のような一人のちっぽけな存在に、こんなに多くの方々の英知と技術、努力と愛情が注ぎ込まれ続けたのは、私の人生の中でも初めての経験だと思います。直接的、間接的に関ってくださった多くの方々への感謝の念はつきません。そして何と言っても、どんな難しい状況が起こっても、病院内の政治にも負けずに、先頭にたってサポートし続けてくださったDr. Landには本当にいつもいつも頭が下がります。そう、彼がいなければ、もしかするとここまでがんばることはできなかったかもしれません。(密かに彼のことを‘私の中のシュバイツァー’と呼んでいます(笑)!)

 昨日、地元のある有名なベリーダンススクールから、Apprentice Program(実習生プログラム)への参加のお話をいただきました。これは限られた席しかない特別なプログラムで、誰もが希望して入れるクラスではありません。1カ月づつアセスメントがあり、きちんと結果を出し続けることが要求される代わりに、多くの時間、ダンスの指導を特別に受けることができるプログラムです。出席すればお免状がいただける’Certification’プログラムとは異なり、学校側が選んだ特別に指導をしたい人だけにお話がいくプログラムだそうです。(昨日、お話をいただいてからよく調査したところ、そんな内容でした。)
 不安がないわけではありませんが、でもやれるところまでやってみたいと思っています。

 まずはこれから3か月は、通常のコアマッスルの他に、根本的な筋力アップをしたいと考えています。

 みなさんはどんな1年をすごされましたか?
来年も良いことがたくさんある1年になりますように!


TAMAMI

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# by classicsharqy | 2009-12-31 13:46 | Others
 ‘くるみ割り人形’ を見てきました。
 昨年は地元のアメリカのバレー団のものを見に行きましたが、今回は、モスクワバレー団の‘くるみ割り人形’を見る機会に恵まれました。
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 同じ作品でも、バレー団が違うと、舞台の作り方や演出が大きく異なります。今回はなんといっても‘かぶりもの’の動物がたくさん出てきて、とても楽しい内容でした。オーケストラでなくCDでの演技だったのもよかったと思います(オケのレベルが低いと有名な曲だけに悲惨なことになります・・・ベリーダンスのライブ・ミュージシャンも同じことが言えるかもしれません)。

 今回、舞台を見ていて思い出したことが2つあります。

 1つ目は、エジプトの国家舞踊団、コメヤ(Koumeya)のこと。
 コメヤの発祥は、レダの民族舞踊の映画化・大衆文化化の成功から、国家レベルで同じような取り組みができないかと、エジプト政府が作った民族舞踊団です。そして彼らが最初に行ったのは、ロシアのバレー団の先生方を連れてきて(驚き!)、エジプト民族舞踊を作っていったそうです。その証拠にコメヤの振付には、いくつかロシアのクラシック・バレーの影響がうかがえます。例えば、

 ・対角線上にラインダンスのように並ぶシーンが多い
 ・挙げた両手の手先が おばけのようにダラリと垂れる
(以上、Sahra SaeedaのJourney through Egypt 2のレクチャーより)

 2つ目はあるベリーダンスの先生に
 ‘Tamamiはクラシックバレーをやっていたことがありますね?’
と言われたこと。
 この先生の説明では ‘クラシックバレーをやっていた’ と思われるような踊り方は、ベリーダンスでは大きなマイナスだと教えてくださいました。クラシックバレーは、ベリーダンスよりも重心がはるかに高く、上へ上へと飛び上がったり、ターンの軸も高めになってしまいます。
 ‘地面に埋め込まれるようにターンする’ 必要があることを習いました。

 初めて ‘くるみ割り人形’ が上演されたのが1892年(振付:レフ・イワノフ)、ほんの100年と少しの歴史しかないことを考えると、ベリーダンスの歴史の長さはとてつもなく長く、深いものであることを改めて痛感します。


TAMAMI
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# by classicsharqy | 2009-12-26 02:35 | Show

わが師の恩

 新しい衣装が届きました。

 サンディエゴでお世話になっているLuciaが、先日トルコにベリーダンスの勉強に行っていました。出発前から何度かご連絡をいただき、何かトルコで買ってきてほしいものがあれば、遠慮なく言ってね、とのこと。もちろん衣装・・・・と思ったものの、旅行中大変だろうし、まだ私はリハビリ中の身で衣装を買っても無駄になるかもしれない、などと迷っていました。それでも何度もご連絡をくださったので、だんだんその気になってしまい、

 ‘Bellaでこんな感じの衣装がほしい・・・’

とついもらしてしまったところ、‘まかせて’とばかり、私のサイズで注文してきてくれました。

 衣装との対面にはなぜか胸が高鳴り、

 ’なんだか写真で紹介された素敵なお見合い相手に会うみたいね’

と皆に笑われました。
というのも、スカートはフレアー、色は混ざった感じ、イメージはこんな感じ、とYou tubeのリンクをお知らせしただけで、あとは本当におまかせだったのです。Luciaが色のベースは‘青’と指定してきてくださり、あとはすべて見てのお・楽・し・み。

そして・・・

 イメージ以上の素敵な衣装が届きました。

 私などが着るのはちょっともったいない感じです。スタイルの良い人が着たら、きっともっと素敵です。(← これはいつもいつも衣装を買うたびに思うことですが・・・(笑))

 ’Tamamiの踊り、レッスンでしか見たことがない!ちゃんとしたPerformanceを見てみたい!’
 ’この衣装で踊っているTamamiが見たい!’

とクラスの仲間がはやし立て始め、私自身もこの衣装があるなら、踊らないといけないなぁ・・・という気分になってきました。Dance復帰の気分が高まってきたところに、LuciaよりTroupeへの参加・契約のお話をいただきました。

 1月16日がSands of Arabiaの一員としての初めてのPerformanceになる予定です。場所はロサンゼルスです。まずは皆さんに迷惑をかけないよう、練習に励もうと思っています。ジリーナの振付も含まれています。アメリカ風ベリーダンス(?)へ初挑戦です。

 本当にいつも思うのは、‘先生’の存在は偉大だということです。
 最近アメリカ人の友人に誘われ、日本映画を2本立て続けに見る機会があり、両方の映画に使われていたのが、偶然 ‘仰げば尊し’ の歌でした。

 ‘わが師の恩’ のありがたさをあらためてかみしめています。



TAMAMI

ちなみに映画は、‘たんぽぽ’伊丹十三(1985年)、‘ビルマの竪琴’ 市川崑 (1956年)。なぜかアメリカで初めて見た日本映画です。

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# by classicsharqy | 2009-11-23 14:01 | Others

失われたときを求めて

 少しづつですが、ある程度外出も不自由なくできるようになってきました。

 この1年を振り返るとお引っ越し、そして数々の病院と治療院めぐりに追われ、自分が住んでいる地域すらしっかり見ることができなかったので、今ごろになってやっと近くの町を散策し始めました。

自然動物園
f0169816_9324454.jpg サンディエゴは2つ動物園があるという点でアメリカの中でもユニークな町です。これは南米の猫 MeerKat。


競馬場
f0169816_9351062.jpg Del Marの競馬場は全米でも収益の最もあがっている競馬場です。夏から9月の頭までがシーズン。海と山に挟まれた恵まれたロケーションにあります。ちょっと山の方に足をのばすと、馬の飼育場があります。


San Juan Capistrano
ネイティブアメリカンしかいなかった場所に、スペイン人宣教師が到着し、カソリックの教会を建てた町です。オレンジカウンティに位置しますが、そこだけいまでもスペインの面影が残っています。
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蓮の花は白だけではないのですね。色々な色で咲き乱れていました。(San Juan Capistranoにて)
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同じくSan Juan Capistranoにてペルー産のクリスマスツリー用の飾りを発見。もう今年も後半ですね。早いなぁ・・・。
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実はこんなに小さく精密に作られています。
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ネイティブアメリカンとメキシコの民芸品を売るお店で発見した、編み上げのざる。
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「いつかファラヒンの踊りに使えるかもしれない・・・」と手にとってみました(笑)。



TAMAMI
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# by classicsharqy | 2009-09-20 09:31 | Others
 さて引き続き、エジプト北部を中心にご紹介します。

● Siwa  シーワ
Siwa Oasis地域の踊り。彼らはもともと北アフリカ地域広範囲に住む先住民ベルベル族。暑い砂漠にテントのような家に住む。女性は原則すっぽりと頭から布で覆われた服装で外出。シルバーのネックレスやビーズでできた飾り、編み籠などが特徴。踊りは輪になって手を打ち鳴らし、ヒップを円形に動かす。

Siwa の女性
http://www.youtube.com/watch?v=-6nFgSe8OfY

Siwa の音楽(テントの中だから薄暗い?)
http://www.youtube.com/watch?v=_3hyGsfy9Yc&feature=related

お隣リビアのものですがSiwaの踊りもちょうどこんな感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=i1r88PoI2xM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=RldYJfvmw24&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=9ZRP-tYoB9U&feature=related


● Bedwin  ベドウィン
かつては遊牧していた血族を大切にする部族達によって踊られた踊り。さまざまな部族が存在し点在している。ハッガーラで有名になった部族は西部砂漠地域を中心に生息。その他、ゆっくりとしたリズムで、剣を使ったり、直線に並んだラインダンスなどが特徴。

http://www.youtube.com/watch?v=9s2d8zLyJYA
http://www.youtube.com/watch?v=q6fiqtp1te4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=IThIkEmn7Xs&feature=related

サウジアラビアの剣の踊りです
http://www.youtube.com/watch?v=Qi8ul6yHYY4&feature=related

Hagalla ハッガーラ(これは有名なコメヤのハッガーラ。衣装やステップはレダのハッガーラより本物の部族に近いそうです。)
http://www.youtube.com/watch?v=CxiNb03RV4c&feature=related


デルタ・スエズ運河地域

水に恵まれた肥沃な土地。農民や漁師などの日常の人が踊りのテーマとなっています。スエズ運河はエジプト綿を求めて、フランスとイギリスが統治した国際的な街。

● Fellahin ファラヒン
農婦の踊り。たっぷりとしたフレアースカートに、ヘッドベールが特徴。かごや壺などを使って踊る。(舞台映像のみ)
http://www.youtube.com/watch?v=881RkSk_dSc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=8yfdJBCb664&feature=related


● Melaya Luff ミラーヤ レフ
黒いミラーヤ(お出かけ用のコートです)に短めのドレスで踊るアレキサンドリアを代表する踊り。実際にこのような服装の人達が存在するわけではなく舞台上の架空の存在。男性は漁師さんです。(舞台映像のみ)
http://www.youtube.com/watch?v=k1fV2rpQ-Eg&feature=related


● Ismalia イスマラヤ
パンツやジーンズ、ネイビーハットで軽やかにステップを踏む、国際的都市を象徴する踊り。いろいろな国の人が夜ごとSemsemeyyaに合わせて歌を歌いながら踊りました。スプーンも使います。
http://www.youtube.com/watch?v=l8udsrilG7M&feature=channel

こちらはコメヤの有名なナンバー
http://www.youtube.com/watch?v=GnWkJN50If8&feature=channel


 私は今回スエズ運河のイスマラヤの踊りを研究しました。
 日本ではどうしてもレダの踊りの方が有名ですが、今回、エジプト政府の民族舞踊団、コメヤについてもじっくり情報を得ることができました。

TAMAMI
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# by classicsharqy | 2009-08-23 12:59 | Workshop
 Sahra Saeeda主催のJourney through Egypt 2が私の家の近くのEscondidoで行われました。実は今年の1月に申し込んでいたのですが、けがのため出席できず、8月のEscondidoクラスに変更してもらいました。

 JtEはエジプトのフォークロアにフォーカスしたセミナーで、ほとんどが座学で、地域ごとの背景と特徴、ダンスのステップや衣装について映像を見ながら学びます。JtE1では基本を学びましたが、JtE2では総復習をし、さらに1つ自分の研究地域を選んで、研究内容を発表します。(大学の授業のよう・・・)

 私たちがフォークロアを知るとき、すでに有名なダンサーやトゥループが踊っているShowをみて知ることが多いですが、もともと地域に根差した民族舞踊ですので、特別な特徴やルールが存在しています。本物がどんなものかを知るのも大切だと思いました。

 地図で南部の方からYou tubeの映像と共にご紹介します。(リンクしておりませんのでコピー&ペーストでお楽しみください。)

● Nubian ヌービアン
Aswan地域に伝わる踊り。お隣スーダンから来た音楽と踊りです。ジャージャーと呼ばれる長いドレスと、歌手の存在がキーポイント。(ハリーギにも影響があるそうです)


http://www.youtube.com/watch?v=wLRONf0DJf8
http://www.youtube.com/watch?v=aEE9OAtrAo0&feature=related

● Ghawazee ガワジー
Luxor地域に伝わる踊り。もともとは北方インドから移動した民族と言われており、数え切れないほどの部族がいます。エンターテイメントとして踊りを仕事としている部族も多く、イスを頭にたくさん載せて踊ったり、ヨガのように柔らかい体で足先も動かして踊るなどバリエーションもたくさん。大きなヒップの動きと、フィンガーシンバルやコインのついた衣装が特徴。


http://www.youtube.com/watch?v=eF-PAAAf5aw
http://www.youtube.com/watch?v=NeblxiR-pKY

● Saidi サイーディ
Luxor とAssoutの間に伝わる踊り。カイロでも最もよく踊られるフォークロア。Tahteebという武道が元になっており、アサヤとワンピース型のドレスとヘッドスカーフが特徴。


http://www.youtube.com/watch?v=VgD0nv_9vJg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=XyWJOKfalbY&feature=related


(次回へ続きます)

TAMAMI

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# by classicsharqy | 2009-08-23 06:42 | Workshop