www.tamamishirai.com 南カリフォルニア転居後のTamamiのBlogです。


by classicsharqy
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今年もまたこの季節がやってきました

 ‘くるみ割り人形’ を見てきました。
 昨年は地元のアメリカのバレー団のものを見に行きましたが、今回は、モスクワバレー団の‘くるみ割り人形’を見る機会に恵まれました。
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 同じ作品でも、バレー団が違うと、舞台の作り方や演出が大きく異なります。今回はなんといっても‘かぶりもの’の動物がたくさん出てきて、とても楽しい内容でした。オーケストラでなくCDでの演技だったのもよかったと思います(オケのレベルが低いと有名な曲だけに悲惨なことになります・・・ベリーダンスのライブ・ミュージシャンも同じことが言えるかもしれません)。

 今回、舞台を見ていて思い出したことが2つあります。

 1つ目は、エジプトの国家舞踊団、コメヤ(Koumeya)のこと。
 コメヤの発祥は、レダの民族舞踊の映画化・大衆文化化の成功から、国家レベルで同じような取り組みができないかと、エジプト政府が作った民族舞踊団です。そして彼らが最初に行ったのは、ロシアのバレー団の先生方を連れてきて(驚き!)、エジプト民族舞踊を作っていったそうです。その証拠にコメヤの振付には、いくつかロシアのクラシック・バレーの影響がうかがえます。例えば、

 ・対角線上にラインダンスのように並ぶシーンが多い
 ・挙げた両手の手先が おばけのようにダラリと垂れる
(以上、Sahra SaeedaのJourney through Egypt 2のレクチャーより)

 2つ目はあるベリーダンスの先生に
 ‘Tamamiはクラシックバレーをやっていたことがありますね?’
と言われたこと。
 この先生の説明では ‘クラシックバレーをやっていた’ と思われるような踊り方は、ベリーダンスでは大きなマイナスだと教えてくださいました。クラシックバレーは、ベリーダンスよりも重心がはるかに高く、上へ上へと飛び上がったり、ターンの軸も高めになってしまいます。
 ‘地面に埋め込まれるようにターンする’ 必要があることを習いました。

 初めて ‘くるみ割り人形’ が上演されたのが1892年(振付:レフ・イワノフ)、ほんの100年と少しの歴史しかないことを考えると、ベリーダンスの歴史の長さはとてつもなく長く、深いものであることを改めて痛感します。


TAMAMI
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by classicsharqy | 2009-12-26 02:35 | Show