IE9ピン留め

12月のアメリカ

懸賞2011年 12月 17日懸賞

 秋から12月上旬まで日本に帰国する事が多く、ここ数年、12月前半のUSを体験せずにおりました。

 こちらでは皆さんこのシーズンになると、クッキーやチョコレートのちょっとした配り物をすることは知っていましたが、今年いただいた量の多い事!! (私が帰国している間にいつもこんな楽しい事が繰り広げられていたとは!!)

見てください!! 買ったもの、手作りのものといろいろありますが、今年は中西部の手作りクッキーがたっくさん届きました。

中西部のハンドメイドクッキーはピーナツバターをベースに焼いたソフトクッキーで、トップに、ハーシーズのキスチョコがのっています。2つのご家庭からいただきましたが、大きさがちょっと違うだけで、原則は同じクッキーです。それからロシア人からいただいたロシアンスウィーツもとってもおいしくて(その見た目とは裏腹に、めちゃくちゃおいしい!)、近く教えていただいたヨーロピアンスーパーマーケットに見に行ってみたいと思っています。



 こちらはうちのクリスマスデコレーション。スノーマンとシンプルなツリーで、電源をさすだけ ー 飾りつけがいらないのでデコレーションと呼ぶのはちょっとおこがましいですが、私のファミリーは、背より高いもみの木を買ったり、家の中に3つツリーを飾ったり。。。とかなり本格的な模様。ツリーが好きなご家庭は、1年中、デコレーションをとりはずした木をそのままリビングに飾っているお宅も多いそうです。

 クリスマスにはだいたい教会に行きます。色々な国の言語で賛美歌を歌っていたことがある私には、どれだけ知っている曲があるかがいつもちょっとした楽しみです。

 今年は母国日本が大震災に見舞われ、また公私共にチャレンジングな事がありましたが、学業では米国で2回、日本で2回学会発表の機会に恵まれ、また踊りも新しい先生につき新しい学びと、そして本当にたくさんの踊る機会を皆さんからいただいた1年でした。(今年は忙しいこともあり、年初、マフムードレダがサンディエゴに来たときとのショウと、ダラスでのフライデーナイトショウのみ出る予定にしていましたが、実際にはこの2つのショウには出られず、でもローカルで本当にいろいろなところで踊る機会に恵まれました。いつもながら計画は計画どおりにいかず、でもなんとなく良い流れが来て結果よし ー でした。)師匠、Momo Kadous先生の振付を大切に数度ずつ踊り、あらためてエジプシャンの難しさと深さを感じ、また広い場所でのレストランショウが複数あり、構成だけ作って即興で踊る経験もできました。そしてフュージョン(Japan Fusionとサンバ)もレパートリーに加わりました!
2011年は、なんだか3−4年分の経験があったように感じます。

 来年は本当の意味での復興の1年になることを、そしてより多くの方々に、たくさんの祝福がある1年になりますよう心よりお祈りしております。


TAMAMI

これはわが家からの夕空の風景です。このところ少し嵐が多く、珍しく雨が続きましたが、曇の厚い日は、夕空がすごく神秘的で数秒ごとに変化を見せます。海の近くに住む魅力のひとつです。今年は南カリフォリニアも寒い冬を迎えています。皆さんも暖かくして風邪などひかないように気をつけてください。年内最後のショウに、ワークショップでサンディゴを訪れていたAva Fleming が見に来てくださいました。”すごく素敵だったわよ〜”と声をかけていただき、うれしかったです☆

# by classicsharqy | 2011-12-17 13:52 | Others | Trackback | Comments(0)

BarreWorX (バレー・ワークアウト)

懸賞2011年 11月 26日懸賞

 ダンサーのためのワークアウト ー 自分で継続しなければいけないものの、体作りをそれほど最初から要求しないベリーダンスの愛好者にとっては、自分で意識して体作りを継続するのはなかなか難しいものです。

 最近見つけた理想的なダンサー用のワークアウトクラスが BarreWorX。
 バレーとピラティスを基本にし、体の強さを作るためのワークアウトです。内容はバーレッスン、軽めのバーベルを使っての床運動等で、付加をどんどん上げてトレーニングしていきます。ダンスのレッスンのようにターンしたり、飛び跳ねたりしないのに、付加を加えていくたびに汗がしたたります! 1時間のレッスンの中、毎回、短いモダンダンスの振付もします。
 どこかの力が足りなくて(だいたい私は右肩)、1時間のコースすべてを完全にこなすことはできませんが、それでも終わった後はとても爽快で、また翌日の体の動きが大きく変わります。ここのところ、足や腰の調子がよくなく、理学療法士さんに診ていただいていましたが、バレー・ワークアウトに1回行っただけで、いっきに体の不調がなくなり驚いています。しかしレッスンが終わると急激に空腹感にみまわれ、レッスン後はいつも帰宅後すぐに2度目の朝ご飯へ突入してしまいます。

 コアマッスルがいかに大切か、昨年1年かけて学んでいましたが、BarreWorXの先生、ロビン先生から、足もコアマッスルの延長で芯をを閉める必要があるとおっしゃいます。私はお腹のコアはあるけれど、足のコアがゆるんでいる ー とおっしゃるのです。
 し、しかし、ベリーダンサーは足をゆるめないとシミーができないのですが。。。。。?!

 ロビン先生は、昨年参加した、Mark Morrison Dance Group主催の、パーキンソン患者のためのダンスクラスのコースでご一緒した方で、元バレリーナです。

 1回目の体験レッスンは無料。そんなわけで、お友達のシニアベリーダンサーをひとりづつご案内しているのですが、皆、

 ”開 眼”

です。


TAMAMI


BarreWorX
http://www.delmarballet.com/uploads/BarreWorX_Flyer.pdf

# by classicsharqy | 2011-11-26 03:35 | Others | Trackback | Comments(0)

ハリウッドメイク

懸賞2011年 10月 12日懸賞

 私自身がヘアやメイクにくわしいわけではないので知らなかったのですが、 米国はメイクやヘアの技術が高いことで有名なんだそうです。やはりハリウッドの影響でしょうか。

 確かに、結婚ご報告パーティーをミッドウエストで行ったとき、宿泊したホテルで紹介していただき、地元の美容院で、

 ”つやつやぴかぴかのストレートにブローしてください”

とお願いしたところ、岩崎宏美ばりの、驚くほどの黒髪東洋美人に仕上げてくださいました。いつもの私は薄茶の髪の毛なのに、本当に黒くて絹の手触り!ホテルに戻ると、何人もの人から、髪の毛のことで声をかけられました。

 そんなわけで、お友達のご友人でヘアメイクのプロの方がいらっしゃるのを聞きつけ、ベリーダンサーヘアメイクを教えていただきました。何人かの有名なベリーダンサーさんのYou Tubeをお見せしたところ、

”基本はみーんな同じですよ。カールアイロンで自分で簡単にできますよ!”とのこと。

仕上がりは。。。。

後ろから見ると





顔はこんな感じに(別人!)






習ってよかったぁ〜(実感)。

 アメリカだと、どんなお嫁さんも、結婚式の当日は、すばらしいお顔になることができるんだそうです。サンディエゴにいらっしゃる機会があれば、ご興味ある方はぜひぜひお試しください。一押しです☆



TAMAMI

今回、ご指導いただいたのはサンディエゴ在住の日本人ヘアメイクアーチスト、Kiyokoさんです。

http://www.kiyokosbeauty.com/home

# by classicsharqy | 2011-10-12 09:36 | Others | Trackback | Comments(0)

距離を置いて見えてくるもの

懸賞2011年 09月 24日懸賞

 今年は修論前の大切な1年ですので(本業は大学院生)、勉強第一でダンスは二の次と計画していましたが、そういう年に限って、仕事の依頼がたくさんあり、お断りしなければいけない状況。大きいものも小さいものも含めすでに7本のショウがあり、そして今年ひとつだけ計画されていたInvitationベースのダラスでの Ahlan Cairo NIghts のFriday Night Showは、飛行機遅延のため欠席、なかなか人生は計画どおりにいかないものです。

 日本と米国でもベリーダンス事情は異なりますし、ましてや国際レベルになれば、さらにダンス事情は異なりますが、少し日常のダンスから離れ距離を置いていると、逆にいろいろなことが見えるような気がしてきます。

☆ 最初に始めたスタイルは永遠?

 何故かこちらのベテランダンサーさんで、エジプシャンを必死に勉強しているのに、エジプシャンに見えないダンサーさんがたくさんいらっしゃいます。本人が何を目指しているのかということも重要ですが、実は、最初に習った先生の刷り込みが大きいのではないか?という仮説を持っています。でなければ、もっと皆さん、エジプシャンスタイルに見えると思うのです。自分が教えていても、仲間と踊っていても、共通して目につく不思議な現象のひとつです。
(ですから、ベリーダンスを習う方は、ご自分の先生方がどなたに最初に習ったのか ー これも注意して見た方がいいように思います。そして何年も踊っている方々は、ご自分の最初の先生がどなただったのかを思い出し、あらためて自分の方向性を意識的に修正する必要もあるかもしれません。)

☆ 同じ振付を何度も踊る意味

 大御所先生に習うようになり、場所が許せば大御所先生の振付を大事にこの1年踊るようにしてみています。仕事となれば好きなものばかり踊るわけにはいきませんし、時間制限も厳しく、なかなか約10分の楽曲全部をフルで踊りきれません。
 何度かショウで踊りながら、踊りを直していくダンサーさんもいますし、毎回新しいものを踊るダンサーさんもみかけますが、同じ踊りを時間をかけて直していくのも、非常に意味があると思うようになりました。とくに踊りが完成に近づけば近づくほど気になるのは、タイミングとニュアンスの出し方 ー 毎回、先生のビデオを何度も見直しながら、あらためて自分で創りこんでいます。エジプト人はリズムの聞こえ方が違う ー とあるダンサーさんから聞いたことがありますが、本当にそう思います。

☆ 成功の秘訣

 ”成功”をどのようにとらえるのか、ということでも変わってきますが、大きなフェスティバルに招待されて指導できる、または指導者として踊ることが許されている外国人(中東以外からきた)ダンサーさんには、いくつか共通点があるように思います。必ずしも一番うまい人が成功しているとも限らないように思えます(特に外国人ダンサーさんにおいてはより顕著なような気がします)。共通しているのは、恐らく

 ー 英語ができる
 ー 人望/統率力があり トゥループが比較的大きく継続している 生徒さんが国際的なフェスティバルにも一緒に参加している
 ー あるいは本人が飛び抜けてうまい

 もちろんこのすべてが揃う方がいいのでしょうが、なかなかすべて揃っているダンサーさんは少ないようにお見受けいたします。

 さて、ショウではサンバもやるようになりました。許可なく勝手にフュージョンを踊ってNo more Fusionとしかられたお仕事もありましたが、ま、そこはご愛嬌☆ 通常、サンバはベルトだけで網タイツというセクシーなコスチュームですが、私たちはベリーダンス用にアレンジし新しい衣装を特注しました。スカートの両サイドが開いていて、ゴールドのチェーンがあしらってあります。この日はベルトがまだできていなかったので、手持ちのターキッシュのベルトをつけています。腕の飾りも写真ではわかりませんが、裏側がすっぽり開いていて、ゴールドのチェーンが施してあります。Samba FIREのメンバー4名で同じ衣装を作ったのですが、それぞれ微妙にデザインが異なっていて、私は髪の毛の色が黒なので、アニマルプリントも黒めのものを選び、胸の飾りもスカートのすその羽も黒。髪の毛が茶色系のメンバーは胸の飾りとすその羽は銅色。ブロンドの人はすその羽を黄色にしてみました。(いつも慌ただしくショウを迎えるので、実は4人の衣装をじっくり並んで眺めてみたことがまだありません!? 早く見たーい!)



 それにしても米国の方々はお仕事でもショウを楽しむのがとても上手です。私はもともとショウを楽しめるタイプではなかったので、トゥループのお仕事では、彼らの楽しいテンションを壊さないように気を使って時々気疲れしたり(吐息)

 またダンスのお仕事が続くと、他のダンサーさん方のエゴに触れる機会が増え、私は精神的にストレスがたまります(笑)ー 疑問を抱かず飛び込む 慣れる そして何と言っても自分が楽しむ ー そんな気持ちがないとだめなようです。





 思いのほか自分が ”繊細な生き物” だったことに気がつく瞬間です。


TAMAMI

# by classicsharqy | 2011-09-24 03:14 | Others | Trackback | Comments(0)

振付の中の個性

懸賞2011年 08月 12日懸賞

 昨年の秋から、エジプト人の大御所先生に指導していただいています。物理的に離れているので年に2回指導を受けていますが、それでも壁につきあたったとき、勉強方法に迷ったときなど、いつもいろいろな深い英知を授けてくださいます。

 大御所先生に指導していただくようになってから、振付師の振付の個性というものに気づくようになりました。つまり、その振付師の方が、どのように音楽を聞いているのかということに意識がいくようになったのです。
 振付師でも、演奏家でもある人と、純粋なダンサーの人とでも、かなり音の認識が違うように思います。私の先生は、演奏家でもありますので、私が自分で作った振付を初めてみていただいたところ、

 ”音楽をちゃんと聞いていない!”

とまず第一に言われました。

 演奏家の方は、振付の構成やバリエーションの前に、音やリズムをとても重視していることに気がつきました。あらためて先生の振付を音楽と照らし合わせてみると、先生がどのように音楽を聞いているのかが少しづつですがみえてくる気がしました。
 その後、他の著名な先生方の振付の中でも、音をベースにしないで、構成やバリエーションから振付を作っている方もいらっしゃることにも気がつきました。 エジプト人ではないダンサーさんで、どうもその人が作る振付の音の取り方とタイミングが、しっくりこない方がいます。恐らくワークショップに出ると、四苦八苦になるのだと思いますが、良い、悪いではなく、それが その人の ”musicality”であり、ダンサーとしての ”個性”なんだと思いました。

 どんな先生が良い先生か? という私の質問に対して、大御所先生が第一に挙げたのは

 ー 生徒の動きをあまり押さえこまないで 各ダンサーが持つユニークな個性の可能性に早くから気がつき それを育むことができるのが良い先生 ー

でした。

 その先生が私のために初めて創ってくださった振付は、一言で言うと

 ”速度が早めのオリエンタル”

でした。 ”速度が早めのオリエンタル”がきっと私の個性に合うと先生はお考えになったのだと思いますが、自分で好き嫌いはわかっても、なかなかダンサーとしての自分の個性を理解するのは難しいものです。



TAMAMI

ビデオやYou Tubeで、色々なダンスを見て、お気に入りのダンサーを探して、なぜそのダンサーが好きなのか、あるいは人気の高いダンサーがなぜ人気があるのかを考えるのは、ダンサーの ”musicality”や ”個性”を考えるのにとても参考になっています。

# by classicsharqy | 2011-08-12 11:52 | Others | Trackback | Comments(0)

最近凝っているもの

懸賞2011年 07月 10日懸賞

 トルコのベラや、カリフォルニアのターコイズインターナショナルで売っている豪華なエジプトの衣装も大好きなのですが、なかなか経済的にいつもベラやターコイズインターナショナルで買うわけにもいかず、かといって同じ衣装を毎回着るわけにもいかず、そこで思いついたのが衣装のリニューアルです。同じ衣装を違うイメージに変化させながら着回す着回し術です。

 こちらのダンサーさんは、 衣装を自分で直すだけでなく、衣装を自分で作る方もたくさんいらっしゃいます。ベリーダンスの歴史が日本より20年長いのをそんなところでも感じます。
 あるとき、お友達のダンサーさんが私が踊っているのを見て、

 ブラのひもが長すぎ それからスカートの丈が曲がっている

とおっしゃるのです。その場でスカートを見てみると、シンプルなフレアースカートのシルクの生地が曲がっていて、丈がアンバランスになっているのに気がつきました。スカートはその場で没収(笑)。その後、メールで、

 スリットを入れて下に違う色のスカートをはいたら舞台で映えるのではないかしら?

とおっしゃるのです。

 スリットですかー。下にスカートをはくなら、左右両方にスリットを入れてもいいかもしれない。

とお返事したところ、

 裾と縁取りをゴールドのスパンコールにするからねー

とお返事が。

 えっと、えっと、スパンコールはなくてもいいけれど

 スパンコールは絶対いるわよ!

 そして、あっという間に、アンバランスな丈をカットして、スリットを二つ入れて、金のスパンコールで縁取りされたスカートが別のダンサーさん経由で届いたのでした。手際がいいのもすごいけれど、このデザインに対する自信もすごいなー、と感心していたところ、ムクムクとアイデアが湧いてきたのです。そう、ミシンがない私でもできるリニューアルをしてみようと。そして布屋さんへ。そしてできたのがこのリニューアルの2着です。

 これは最初の頃に買ったターコイズインターナショナルのライムグリーンの衣装。とっても着やすくて気に入っているのですが、グリーンの一色にあきてしまうことがあり、アニマルプリントの布を足して、ちょっとしたリフレッシュを図りました。アニマルプリントはジャージーのような伸びる素材なので、切りっぱなしでも大丈夫でした。


 こちらはシンプルな黒の安い衣装をお友達に買って来ていただき、そこに赤でバラのアクセントとヒラヒラを入れたもの。これはまだ第一弾で、冬は羽のモコモコした飾りで飾ったり、色々な色のお花のコサージュをちりばめたりと、少なくとも5パターン(!!)を着回せる予定です。



TAMAMI


ついでに私の彼が凝っているのが砂漠。車を2時間ほど走らせると、Borrego Springsという隠れ家のようなネイティブアメリカンの砂漠があり、ときどきそこに泊まりにいっています。コヨーテとうさぎ、りすが走り回る中、灼熱の砂漠と神秘的な山に囲まれて、雑多な人間社会から断絶されると、心がすっと洗われるような気持ちになります。山火事があったり、☆が満天にちりばめられていたり、自然への畏敬の念がわいてくると同時に、自分の小ささにあらためて気がつかされます。

# by classicsharqy | 2011-07-10 03:11 | Others | Trackback | Comments(0)

Helwa Ya Baladi(美しい祖国) - チャリティ振付DVD制作秘話

懸賞2011年 06月 20日懸賞

 3月にStudio 1002のメンバーがサンディエゴにダンスレッスンにいらしたときに、サブリナさんが、Helwa Ya Baladi (美しい祖国)を使ってレッスンをしてくださいました。レッスンの目的は

  ー 歌詞の内容を踊り込む
  ー ドラマを作るための体の使い方

でした。

 サブリナさんが、”故郷を離れた人が自分の祖国を愛する気持ちを歌った歌で、誰でもこういう気持ちは持っているものだと思います”、とさらっと歌詞の説明をしながら、上記の目的を動きで何度も練習、確認していきました。レッスンではほんの1分程度しかこの音源を使用しませんでした。

 その後すぐに日本で大きな地震が起こり、そして、この曲を聞いているうちに、なんだかこの曲を終わりまで踊ってみたい気持ちになり、きっといまの私の気持ちにぴったりの曲なんだと思いながら、サブリナさんに、そのことをお話したところ、それだったら2人で何か日本で震災に見舞われた方々の役に立つことにしましょうよ、ということになり、この曲を2人で振付をしDVDにしてチャリティー支援用に制作することが急遽決まったのです。それから2人でスタジオで振付し(2人で振付をするのは2人とも初めての経験でしたが、一人が行き詰まるともう一人がアイデアを出せるので、ものすごく効率よく振付完成)、そして次にはもう撮影。サブリナさんから”衣装は赤と白で踊ろうか?”とE-mailをいただき、”うーん、赤と白は日本ではおめでたいときに使う色だから、ちょっと避けた方がいいかもしれない”と回答、そして2人とも緑色の衣装を着ることになりました。実はこのとき私はひどい気管支炎で、ものすごく咳き込む毎日で、救急病院で診てもらったばかりでした。”日本に一時帰国するTamamiに日本に持っていてもらいたいから”と、サブリナさんもお忙しい中、スケジュールをあけ、そして私も日本のためになるなら、と体にむちうち撮影日を迎えたのです。

 まずは2人で衣装をつけて踊ったところを撮影。サブリナさんのお母様が撮影をしにスタジオまで来てくださいました。2度フルに踊ったところで撮影完了。その後、それぞれが踊りながら簡単に振付を説明していくことになったのですが、衣装を着て踊ることは理解していたものの、振付の解説をどうやってするのかきっちり打ち合わせないままこの日を迎えたので、レッスン着を持ってきていませんでした。ですので、その日来るとき着ていた服にサブリナさんが持っていたヒップスカーフをつけてそのまま踊ることに!私の帰国日まで時間もあまりなく、サブリナさんのお母様もお忙しい中撮影に来てくださっていることもあり、ぶっつけ本番で解説を収録。ですからあちこち言い間違え、そしてすごい鼻声。実は音楽なしでただ解説するのはものすごく難しいことに気がつきました。というのも2人とも音楽に体の動きが結びついているので、音なしで解説だけすると、なかなかスムーズに次の振付が出て来ないのです。そこで、私が解説するときはサブリナさんがカメラの横で次の振付を示して、サブリナさんが解説するときは、私がカメラ横で次の振付を示すことにしたのです。

 その後は、私が歌詞の翻訳をし、サブリナさんが全部ご自分で映像を編集、急いでDVDを大量に焼いてくれるところへデータを持っていってくださいました。そして、出発前夜に私の自宅にできたてほやほやのDVDを届けてくださったのです。

 あっという間にできてしまったDVD ー 何よりもこうして日本のことを考えて心から動いてくださる方々が身近にいらしてくださり、そしてそういう方々と一緒に素敵な振付を創ることができたことに本当に感謝しています。出来上がった映像を見てみると、サブリナさん、顔の表情でドラマをつけるのがやはりとっても上手です(私はちょっとこわい顔で踊っているように見えてしまいます)。また同じ振付でも、踊る人が違うとまた違うニュアンスが出ています。

 日本の震災支援へ2000円以上のご寄付をしてくださった方に、お礼としてこの振付DVDをプレゼントしています。内容は Helwa Ya Baladi (美しい祖国)の振付解説(英語、日本語)、衣装をつけてのパフォーマンス、そしてアラビア語、英語、日本語3カ国語の歌詞がついています。オールリージョン対応です。歌詞の内容は、祖国、初恋、帰らない恋、美しい思い出 をちりばめた深淵な内容です。さまざまな深い気持ちの機微を、ぜひ踊ってみてください。寄付金は日本赤十字、もしくは岩手県、宮城県、福島県に直接全額寄付いたします。
(→ DVDお問い合わせは info@tamamishirai.com まで)




TAMAMI

サブリナさんはロングビーチで毎年2月に行われているベリーダンスコンペティションの優勝者です。私のダンス友達にはこのコンペの優勝者が実はとても多いです。サブリナさんは本当に用意周到な方で、何でも用意しているんです。撮影のためにメイクするときも、ヨガマットを2枚敷いてくれて”はい、ここに座って、膝を悪くしてはいけませんからね”。床の滑りが悪くてターンがうまくできないことに気がつき”ではこれ2人ではきましょう”と、肌色のシューズが2足出てきて、”あ、ブラにそんなものつめないで、ちゃんとしたパット持っているから”とパットが出てきて、”おそろいのアクセサリーがあってもいいわね”とお揃いのブレスレットが出てきて ー 実はこの日だけでなくて、毎日こんな感じの方です。彼女はどこかで踊る際には必ず、2着全く違う色の衣装と2着のショーツを用意しているんだそうです。衣装は背景の色と照らし合わせてふさわしい色を選ぶのだそうです。本当に勉強になります☆

# by classicsharqy | 2011-06-20 14:21 | Others | Trackback | Comments(0)

日本に3週間帰国しました - チャリティワークショプ

懸賞2011年 05月 08日懸賞

 東日本大震災後、初の帰国。あらかじめ予定を決めていたのは2年間日本に帰っていなかったホームシック(?)の米国人の彼と日本国内を旅行すること、そして Studio 1002 でのチャリティーワークショップだけでした。何よりも、家族やダンス仲間、友人達に会い、報道のみでしか知らない日本の現状を、日々毎日、日本にいる方々と一緒に経験することが、彼と私にとってはとても重要でした。
 その日、どこでどんな風に地震を迎えたのか、その後、停電やスーパーからものが消えているのをどんな風に受けとめたのか、いまなお収束に四苦八苦している福島原発の事故に対し、どのように感じているのか等、お会いした方々、皆さんそれぞれ、驚き、ショック、恐れ、開き直り(?)、知恵、生活や気持ちの変化、人間関係の変化、そして新しいユニークなアイデアとそれぞれの物語がありました。

 今回、思いがけず、現在の大学院での専門のひとつでもある、”震災後の心のケア” で、岩手県でボランティア活動を2日間実施させていただく機会にも恵まれました。昨年、大阪と東京で2ヶ月に渡り実習していた経験が、まさかこのような形で実るとはそのときの私には想像できませんでした。岩手で避難されている方々は一応に我慢強く、毅然とされ、回りの方に思いやりの言葉をかけながら、心の痛みなど見せないで懸命にすごされている姿が心に強く焼きついています。

 チャリティワークショップでは、日本で学ぶベリーダンサー特有の弱点を克服するためのレッスンを2時間行いました。主に日本の方々が米国に来てレッスンを受けたときに、他の生徒さんと比較して顕著に感じる点をまとめたもので、また私自身も渡米後、課題としてきた問題点でもあります。

 ☆ コアマッスルがない、弱く見える、腕の使い方が甘い(ダンサーとしての基礎が弱い)

 ☆ スタミナがない

 ☆ 100%のエネルギーでレッスンに臨んでいない(ように見えてしまう) 
   (頭で動きをとらえていて動きを体に落としていない)

 ☆ ステージプレゼンスが弱い、ドラマがない

 渡米後に受けてきたレッスンや新しい先生方との出会いの中で、必要だと感じたことばかりを集めてみました。これから大きく世界に羽ばたく(かもしれない(笑))皆さんにぜひぜひお伝えしたい内容でした。



TAMAMI

宮島で木製のお箸とスプーン、デザートナイフを購入しました。お箸は桜の木でできています。岩手の花巻市では美しい桜が満開でした。旅行業界は風評被害で日本経済に深刻な影響を及ぼしています。皆さんのできることとして、ぜひ日本国内をもっと旅行してください。美しい景色、おいしいお料理、そしておもてなしの心があなたを癒してくれること間違いなしです。
私も3月から苦しんでいた気管支炎が、関西を旅行しながら毎晩温泉に泊まっていたところ、すっかりよくなりました。湯治って本当に効くものなんですね〜!

# by classicsharqy | 2011-05-08 23:02 | Workshop | Trackback | Comments(0)

きれいなものしか見たくない

懸賞2011年 04月 04日懸賞

 自分のレッスンのためにドイツに行っていました。ひとりBoot Campです。大御所先生のダンスステップだけを1週間見つめて過ごし、サンディエゴに戻りすぐにショウがあり、踊る機会がありましたが、自分の変化に気がつき我ながら驚きました。

 米国人は楽しい明るい曲が好き、とも言われていることもあり、いままで米国では悲しい感情的な曲や重いOum Kalthoumは踊らないようにしていたのですが、自分が踊りたいものを踊る勇気がわき上がってきたのです。ドイツの先生が私に用意してくださったのも、重いOum Kalthoum。中東の人なら誰でもこの曲がかかっただけで ”うわぁー!!” という気持ちになるんだよ、と教えてくださいました。

 今回はドイツでのレッスンの余韻が覚めやらぬこともあり、もう誰も理解できなくてもいいから踊ろう!と決意、新しく習ったばかりのOum Kalthoumの曲に最後に明るめのポップスをつけて踊ってしまいました。アメリカの方々は一応に親切なので相手のことを悪くいうことは絶対にありません。ですので、彼らがほめてくださったときには、話半分(いや10分の1?)に聞く必要があるのですが、ワークショップで以前ご一緒したダンサーさんが、終わった後、席までやってきて、

 ”Tamami すごくよかった。感動した!”

とわざわざ言いにきてくださいました。それから踊っているときに気がついたのですが、レストランのレバノン人のオーナーさんが、忙しい足をふと止めて、私の踊りに見入っていたこと。(見入っていたからといって必ずしも良いと思っているとも限らないのですが)

 多くの人がわからなくてもいい、でも一人、二人の方々に何かを感じていただけるたけで、それだけでもとっても意味があると思えた瞬間でした。

 そして、もう一つ新しい発見が。

 いままで平気で見ていた身の回りのダンサーさんの踊り、そして欧米風な一律のリズムのアップテンポなベリーダンスの音楽がすべて醜く感じられ、美しくないものは見たくない!美しくないものは聞きたくない!!!という強い「拒否」の感情がわいてきたのです!!自分の出番が終わり、耐えられなくなった私は、 食事を終えると、続いているショウを後に、なるたけ醜いものを避けるためにさっさと帰宅してしまったのです。静かに退散したつもりですが、失礼でしたら本当にごめんなさい。でも本当に目の中に入れてはいけないような感情にかられてしまったのです。

 そして ........ 久しぶりに重い気管支炎でダウン。そういわれてみれば、地震以来、日本のNHKのライブニュースを見続け日本時間で生活していて、睡眠不足で、また根を詰めてレッスンをすると集中してしまって眠れなくなるたちで、ドイツでもほとんど一睡もしないで毎日踊ってしまっていたのでした。

 さすがに、すべてをストップして数日ベッドの中で休養しています。

 世の中は必ずしもきれいなものばかりに満たされている訳ではなく、これから行くところ、見るもの、聞くもの........と、とっても選んでいってしまいそうな気がしています。生意気ですみません、でももう一流のものしか本当に見たくないんです。


TAMAMI

 Fadi El Saadi of Lebanon(メキシコ在住のレバノン人ミュージシャン)の訪米記念のショウで踊らせていただきました

今回ショウがあったレストラン Habibi's Med. Cuisine カーペット敷のなんとも広い とってもダンサー好みのレストランでした

# by classicsharqy | 2011-04-04 12:11 | Show | Trackback | Comments(0)

Sands of Arabia

懸賞2011年 03月 14日懸賞

 地震のニュースを聞いたのは、最近また復活しているTroupe、 Sands of Arabia で、地元にできた一番大きなイラニアンレストランのプレオープニングのパーティで踊り終わったときでした。携帯のメッセージで、彼から、”日本で地震があったみたい、念のため早く帰ったら?”と迎えに来てくれていました。

 私がSands of Arabia と契約したのはもう一昨年のことになります。その後、私たちの仲間が大きな交通事故に合い、生涯車いすを必要とする障害者となってしまった事故をきっかけに、私が2ヶ月日本に帰国してしまったこともあり、活動がほとんど停滞してしまっていました。

 年も改まり、また新しいメンバーも加わり、パワーアップして望んだ久しぶりのショウ。相変わらず私たちの舞台裏はとてもにぎやか。メンバーは、アメリカ人、メキシコ人、ドイツ人、そして私、日本人......と国際色も豊かです。時間通り待ち合わせに現れるのはドイツ人のHちゃんと私のみ。そして突然の変更に弱いのがアメリカ人とメキシコ人の仲間達 ー それはそれは子供のように皆大騒ぎします。そしてだいたい、それを冷静になだめるのが私の役割になりつつあります(笑)。

 今回はカーペットの床を広く使えることもあり、ウィングのオープニングは突然決めた変形のフォーメーション ........ 皆大騒ぎでしたが、でもなんとか無事終わりました。

Sands of Arabia (こんなメンバーで踊っています☆)
http://www.luciadance.com/sands.html

TAMAMI

# by classicsharqy | 2011-03-14 12:01 | Show | Trackback | Comments(0)

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